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「入り口を変えるブランディング」7(最終)

写真と本文は関係ありません


「入り口を変えるブランディング」7

【入り口を変えるために】

人々から認められ高い好感度を獲得している企業は、それなりの歴史があり、逸話を持ち、その業界における
ステイタスを保持している企業と定義できるでしょう。
そしてそこへ至るまでに「内面指数」と「外面指数」のストックがあり、それらの融合が他社との差別化に
つながっていった、と思われます。
だからこそ、その企業の商品やサービスを購入(支持)することになるわけです。

そこに見られるのは他社との比較を最小限にとどめ、いったん決定したら、堅固なロイヤリティによってその
ブランドの製品を求める姿です。
こうなってくると求められるものが機能性や経済性、あるいは必要性ではなくなってきていることが
よく分かります。
ものに溢れ、生活に必要なものはほぼ揃っているこんな時代に、新たな需要を喚起しようと思ったら…。
そうだ!ブランディングしよう!
となるわけです。
新たな欲望を喚起するための戦略はそれしかないのかもしれません。

欲望を満たすために必要となるのは、そのブランドへの揺るぎない確信、信頼、羨望などです。
これらによって、そのブランド名(企業名)が記されている入り口(扉)へ人々は向かうのです。
但し、そこには「勝ち・負け」といった概念はありません。
企業風土と呼ばれるものに根ざした「内面指数」と「外面指数」が大きく影響した、その業界(市場)
における「生存領域」(ドメイン)を確保したという事実があるだけです。
しかし生存領域こそが、実は「入り口」であり、とても重要な役割を果たすのです。
その業界(市場)で自社が生き残っていける場所を発見し、そこに「入り口」(扉)を設けることが大切です。
そしてその扉に迷うことなくたどり着けるような「道標」をいろいろなところに設置しなくてはいけません。
その「道標」とはクリエイティブツールと呼ばれるものであり、「道標」を設置するためには「クリエイティブ・
ブランディング」を疎かにしてはいけないということになるのです。
理由はこちらが発信した感性(道標)に共感を持ってくれる人たちこそが、センスに対する価値観をもっとも
望ましい形でキャッチしてくれる人々だからです。



さて、長々と書いてきました。
これはおかしいだろう?と思われる箇所もいくつもあるかと思います。
どうぞ、アホな人間の戯れ言だとスルーしてくださいませ。
仕事が忙しいときにはかなり期間が空いてしまったりしましたが、一応、ここでいったんお仕舞いに
しようかと思います。
いつか改めて、じっくりと取り組んでみようかな。
な〜んて、誰も読んでくれないかもしれないけどね。